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結納の意味、服装、流れ

 

結納の意味

結納とは、約1700年もの間日本で行われてきたの伝統的な儀礼のひとつです。

新郎新婦、両家を結ぶ、結婚することを約束する儀式、結婚式まで続く一連の「婚礼」の儀式のはじまりとされています。

結納の流れや項目は、地域や家の風習によって異なります、儀式自体は15分程度のシンプルなものです。

最近の結納事情について

お金がかかることや準備に時間がかかるといった観点から、最近は結納を行わずに「顔合わせ」だけを行う場合が多いのが現状です。

結納をするかしないかは、家ごとの風習や歴史が絡んでくるものなのです。

本人同士で勝手に決めてしまわずにご両家でしっかり話し合ってから決めるのが基本です。

 

結納の形式も年々変化してきています。

本来結納は、両家の自宅で行う行事でしたが、最近は結婚式場や料亭で行うのが一般的のようです。

昔のように、仲人を立てることも少なくなってきているため、新郎新婦が進行役になることが多いようです。

 

結納準備の手順

〇日時と場所を決定〇

ホテルや料亭では、結納時専用の食事プランが用意されている所もあります。

料金やプラン内容をしっかり確認の上でご両家がアクセスしやすい場所で選ぶようにしましょう。

また、結納は両親だけでなく、きょうだいも参加するものなので全員の都合がよい日程を確認し調整をします。

一般的には結婚式の3~6ヶ月前に行うことが多いようです。

 

〇結納スタイルを決める(結納品の数・結納金の金額・婚約記念品など)〇

正式結納、略式結納など、結納の形式は様々ですが、基本的には両家のしきたりに合わせるようにすれば問題ありません。

過去に親族が実施したことのある形式を確認し、結納品の数や結納金の金額を相談しましょう。

お互いに無理のない金額に設定しましょう。

※結納品:結納時に相手へ送る縁起物のこと。

長寿・円満・子宝を象徴するもので、「長熨斗(ながのし)」や「末広(すえひろ)」、「友白髪(ともしらが)」などがあります。

※結納金:結納時に送るお金のこと。割り切れない奇数額が良いとされています。

 

〇結納品を準備する〇

結納品は、デパートや専門店で購入できます。用意する結納品のをそろえるため、両家が同じお店で購入するといいですね。

「結納セット」を用意しているお店もあります。

近年では男性が用意する結納品の一つとして”婚約指輪(エンゲージリング)”が一般的とされています。

 

〇当日の流れを確認する<席次・口上・結納品の持ち方>〇

誰がどんな役割をするのか、事前に確認しておきましょう。

席次や手順も、現場スタッフの方と打ち合わせておくことをおすすめします。

また、なにを言うか、口上も当日までに考えて練習しておくと当日スムーズです。

 

結納の服装

最近は、紋付き袴やモーニングなど、正礼服で結納を行うこと少なくなりました。

男性はスーツ、女性はきれいめワンピースのような服装で臨みましょう。

あくまでもお祝いの席なので、服装が暗くなりすぎないように注意しましょう。

 

〇新郎新婦の服装〇

女性

・キレイめのワンピース。明るめの色で華やかにする。

・会場が和室の場合、立ったり座ったりするのでスカート丈はひざが隠れる長さに。

・お辞儀をする場面が多いので髪の毛は顔にかからないようにまとめアクセサリーも短めに。

男性

・スーツ。

・ネクタイは華やかなもので。

・シャツは白色。

・和室の場合、靴を脱ぐため、靴下は汚れのない新品を用意する。

 

〇両親の服装例〇

母親

・きれいめなワンピースやセットアップ。新婦より派手にならないこととスカート丈には注意。

・コサージュやブローチなど、アクセサリーで華やかにする。

 

父親

・スーツ。ネクタイは、新郎より派手にならないようにする。

・シャツは、白色。

 

<あわせて注意したいポイント>

・靴は、しっかりと磨いておく。靴が並んでいると靴の中敷きも目に入るので汚れがないように準備しておく。

・女性は、部屋に入るときにストッキングの上から白いを履くようにする。

※これから結納品を受け渡す床に、外から履いてきたままの状態で部屋に入るのは、マナー違反のため。

 

〇結納の席次について〇(和室の場合)

結納は、和室で行うことが多いため、和室の席次を例として説明します。

 

床の間に近い側から、

本人⇒父親⇒母親⇒きょうだい

と座るのが一般的。

 

女性側が男性側へ嫁ぐ場合は、男性が上座に、男性が婿入りする場合は、女性側が上座にあたるようにしましょう。

ドアの位置や部屋の形によって、上座の位置は変わるので不安な場合は、事前に会場のスタッフに確認することをおすすめします。

 

結納の進め方

結納中は座布団には座らないので、注意が必要です。

1.新郎父親挨拶

「この度は、〇〇家と〇〇家に素晴らしいご縁をいただき、誠にありがとうございます。

本日はお日柄もよく、結納の儀を執り行わせていただきます。よろしくお願い致します。」

 

2.新郎結納品を渡す

「〇〇家より、結納の品でございます。幾久しく、お納めください。」

 

3.新婦結納品を受け取る

「ありがとうございます。幾久しく、お受け致します。」

 

4.新婦受書と結納品を渡す
「こちらが受書でございます。ご確認ください。〇〇家より、結納の品でございます。幾久しく、お納め下さい。」

 

5.新郎受書と結納品を受け取る

「お受け取りいただきまして、ありがとうございます。幾久しく、お受け致します。」

 

6.新郎・新婦締めの挨拶

「本日は誠にありがとうございました。今後とも、幾久しく宜しくお願い致します。」

「こちらこそ、誠にありがとうございました。今後とも、幾久しくよろしくお願い致します。」

 

7.新郎締める

「これにて、私どもの結納の儀が成立致しました。」

 

結納の注意事項

最後に、細かい注意点をご紹介しておきます。

<注意点>

・結納品は、紙袋やビニール袋などは使用せず必ず風呂敷に包んで持ち運ぶ。

・結納品を持っていく際は、風呂敷には結び目をつくらない。(結び目を「ほどく」ことは、別れを連想させるため)

・帰りは、風呂敷を結んで帰る。

・直前になって慌てることのないように、結納金を預けるタイミングは、事前に会場に確認しておく。

・「別れる」、「切れる」、「離れる」など、“忌み言葉”は使わない。

 


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